本日午後3時前に、入間市議会の本会議で、議員提出による、入間市議会議員定数を現行の24人から2人削減の22人とする条例改正議案が、質問3件、討論で反対討論2件、賛成討論2件の上で採決となり、賛成18名、反対4名の、賛成多数で可決成立しました。この改正条例は、3月の一般選挙から適用されます。
私宮岡治郎は、提出議案の案文に賛成者として名を連ねています。質問も賛成討論もせず、賛成の際に起立しました。市議会議員自身の身分に関わる議案が、意外にあっさりと議決されるのは、4年前の定数28人から4人削減の24人に議決したときと同様です。
思いますに、政治家とは社会的に「消耗品」としての存在であることを、常日頃自覚した存在なのでしょう。常勤の公務員と違って、選挙で選ばれても4年間の任期の期限付きの身分であり、いつ突発的な事態が発生し、政治生命に及んでも、覚悟が出来ているものなのです。
また、新人の候補予定者の全員か、あるいはほとんどは今回の定数2減を、前から察知しています。一般市民への周知期間が短い、といった批判は私も甘んじて受けるつもりです。が、立候補者とならんとする方々は、このような状況の変化を早々と把握する位の情報力が必要です。そのくらい気が利かなくては、市議会議員の職責を、十分に果たすことは困難でしょう。
ともかく、入間市民の全体の意思は、市議会議員定数削減であることは、日常の市民との接触から、私は感じ取っています。繰り返しますが、市議会議員は「消耗品」として、率先して犠牲となり、今後の厳しい入間市政について、市の行政改革による具体的なサービスの低下をも想定し、市民にも耐乏を呼びかけなければならないのです。
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