本日は午前中に野田西側、午後に野田・新光にまたがる「ぶしニュータウン」の第一街区を歩きました。玄関からお見えになった住民のお話をまず聞きました。民意の聞取りとは、極めて私的な話題から始まることが多いものです。あくまで私的なj関心事、動機付けや都合から派生する、公的な、あるいは準公的な主題となります。あるいはショッピングセンターの近隣地域での開業など、民間の課題と混合する場合もあります。インターネットの「2ちゃんねる」で比較的若い世代が、論じ合っていると似通っています。
「最大多数の最大幸福」を目指す民主政治も、その基本的な単位は、住民のそれぞれの生活に立脚する意見でしょう。本人が割合軽く話す内容でも、実際は本人にとっては、何度も確認や検証をした上での発言である場合があるからです。
(1)交差点が不整形であるため、頻繁に車両の接触事故の発生する、近隣住民の苦情もあります。(2)最寄の生鮮食料品店が閉業したため、遠くの大型ショッピングセンターに行かなければならなくなった、とのぼやきもあります。(3)文化政策の予算が不足しているためもあって、市民の文化意識が高揚しない、との批判も有りました。
(1)は、近隣にマンションが新築された件もあり、市内循環バスの左折、西武小児童の通学路で、野田中の生徒の通学に利用している地点ですので、整備の優先度は高いと思います。
(2)は、国道などの幹線道路沿の工場跡地などに進出する、大型店についての規制の必要性、といった国の段階での立法もかかわるでしょう。
(3)は、公民館や文化創造アトリエの、運営の方法とも関わるでしょう。現在では、特に文化予算を縮減することはあっても、増額は困難でしょう。
コメント