早稲田大学の校友会「狭山・入間稲門会」の悠歩倶楽部主催の、ウオーキングに参加しました。午前10時に仏子駅南口に一同が集合し、主として加治丘陵を散策し、仏子の居酒屋で懇親会の後、午後6時頃に仏子駅北口で解散しました。参加者は11名で、当初は曇天でしたが次第に晴天に恵まれ、文化財や歴史の学習、自然観察、秋に予定されている稲門会埼玉支部大会の主管についての打合せ、そして懇親と、盛りだくさんの内容となりました。
最初は、入間川南岸の堤防の桜並木を通り抜けて、上橋から大ケヤキを眺め、野田の円照寺に到着しました。本堂で若い住職から、天井付近の側壁にぐるりと掲げてある絵馬について説明を受けました。境内に出てからは、会員の調べた寺の来歴の解説がありました。国の重要文化財の板碑を確認し、心字池の中の弁財天を過ぎて、北向き不動などを「堂々巡り」して、寺の外に出ました。
上仏子のゲートボール場から入間川の河原に入り、飯能市の阿須児童公園に着いた頃には日が差してきました。高校生の大会の最中のホッケー場を眺めながら、ムーミンの谷を過ぎ、加治丘陵を一気に上がりました。
入間市内の加治丘陵では、入間市の最高地点をまず目指し、国土地理院の二等三角地点を確認しました。更に、緩やかな谷を経て桜山に着き、展望台を上った後、下で昼食の弁当を食べました。参加者の中に一合の酒パックを1ダース程持参された方もいて、「花見酒」となり、早くも盛り上がりました。
休息後、1名が所要のため旧サイクリングコースを東に去り、残りの10名は麓の農村環境改善センターの脇を通り、加治丘陵の直下の根道りを東に向かいました。途中で狭山茶の原木を観察し、豊泉寺の庭や茶場碑を眺め、その東から再び丘陵の尾根に向かい、旧サイクリングコースを歩いて、通称金子坂を横断して、八坂神社南側から住宅地を抜けて、八津池に到着しました。
池の脇の東屋で、11月7日予定の支部大会の打合せを行いました。その後、青少年活動センター東側から、加治丘陵を北上し仏子の上広瀬地区に降りて、居酒屋に午後3時15分頃に到着しました。
予約済みの居酒屋『はな』の2階で懇親会を、午後5時45分頃まで催しました。比較的年配の方々が多い割りに、あまりご自身の健康問題などの、私的な話題は少なく、一定の「公論」が多かったのは、参加者の見識によるものと思いました。
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