6月議会が本日、午前9時30分から本会議で開会しました。
まず、専決処分についての議案説明がありました、国民健康保険の特別会計における「繰上充用」に関連する2議案でした。国庫補助金などの見込み違い等から、平成20年度の歳入が歳出に不足することの理由を述べ、平成21年度予算の歳入の繰上げ充用を行い、そのために一般会計から歳出として国民健康保健特別会計繰出金を、一般会計の歳入として財政調整基金繰入金が、それぞれ2億6,000万円計上されました。
一般会計から特別会計への繰入金を「一般会計繰入金」、財政調整基金から一般会計への繰入金を「財政調整繰入金」と呼びますが、それぞれ「一般会計からの繰入金」、「財政調整基金からの繰入金」と、いつも頭の中で置き換えて理解するようにしています。
質疑では、「専決処分といった事後承諾とはせずに、5月25日の臨時議会で審議すべきではなかったか」、といった鋭い指摘もありました。討論なく採決の結果、2つの専決処分のは「承認」されました。
休憩後、議案説明として、条例5件、道路の認定廃止の一般議案4件、平成21年度の補正予算が2件ありました。6月議会の通例で分量が少なく、午前11時40分頃に終了しました。
昼休みを挟んで、午後1時からは全員協議会があり、(1)審議会への諮問、答申について、3つの審議会の報告。(2)請願処理経過などの報告として、「子ども医療費無料制度の拡充を求める請願」の市議会での採択を受けて、①窓口払いの廃止(平成21年10月1日実施)、②対象年齢の小学3年生までの段階的拡大の説明。(3)市内循環バス「てぃーろーど」新車両の運行開始。(4)市営住宅ストック総合活用計画。以上について説明と質疑応答がありました。
私宮岡治郎は、(3)について、バスのドアの開閉の際の車高の沈みについて、バス全体が下がるのか、それともステップだけが下がるのか、質問しました。車輪に対してバス全体が沈む、との答弁でした。また、新車は前輪と後輪との間隔(ホイルベース)が長いので、幅員の狭い道路を曲がる際などでの支障は無いか尋ねました。支障はないとの答弁でした。
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