午後2時から、さいたま市大宮区の『大宮ラフォーレ清水園』で開催された、『埼玉県市議団協議会』主催の研修会に参加しました。この協議会は、埼玉県内の自民党系の保守系市議会議員の団体です。今回の研修会は全体で、300人程の参加者であったかと思います。入間からは、私宮岡治郎を含めて6名の市議会議員と、市民8名程が参加したようです。
来賓の挨拶では、上田清司埼玉県知事が、様々な表を示しながら、埼玉県の児童・生徒の学力水準の位置、不登校の発生率などについて、改善傾向や県、市町村の教育委員会の対応にについて解説しました。更に、横断面地図や写真によって、『八ツ場ダム』について、「中止反対」の立場から論じ、会場の一同に訴えかけました。
来賓の挨拶としては、自民党埼玉県連会長の新藤義孝氏、県会議長の奥ノ木信夫氏等があり、県内の国会議員、県会議員、市長等の紹介がありまあした。
講演は、演題「自民党再生と政権奪還に向けて」で、講師は参議院議員で、政務調査会長代理、元防衛大臣の林芳正氏でした。48歳とは思えない落ち着きとゆとりで、現政権の諸矛盾の顕在化と矛盾の必然性、自民党としての対応などについて、正確な引用や分かりやすい例え話で、50分ほどの内容でした。
本来は自民党総裁の谷垣禎一氏の講演予定でしたが、総裁が自転車事故の回復経過の途中であるとの理由で、急きょ講師が変更した経緯があります。総裁から政調会長代理への変更が本日表明されましたが、会場ではさほどの動揺も無く、淡々としていました。
多少の質疑応答の後、休憩と会場移動で約15分後に、懇親会に相当する「意見交換会」があり、乾杯の後1時間ほど歓談しました。
追伸 2010年2月10日に、月刊誌の『情報さいたま』平成22年1月15日号を読む機会がありました。林芳正氏の講演の内容が記述されていますので、一部紹介させていただきます。
「自民党に対する不満と、民主党への不安が交錯し、目に見えない形が結果となった。」
「政治主導も、官僚を使いこなせない政治家であることの証明。」といった切り替えし。
「事業仕分けも、財務省とマニフェスト実現のために財源を見つけだいしたい鳩山内閣の利害が一致しただけで。結果は、マニフェスト項目に手を付ける破目になってしまった。」
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