入間市市民会館ホールで催された入間市成人式に、来賓として出席しました。日程は例年通り、第1部と第2部に分かれ、第1部は豊岡・東金子地区、第2部は金子・宮寺・二本木・藤沢・西武地区の新成人が対象でした。それぞれ開式セレモニーに、高倉郷土芸能保存会による太鼓の演奏があり、式典そのものは、午前10時と午前11時半開式で、正味30分強の内容でした。
私は、『入間市議会だより』の表紙に掲載する写真撮影のため、市民会館の外で、中学の同級生等と歓談する新成人達の中にいる時間が長くありました。が、式典そのものは、両方ともに参加しました。
同じ入間市といった同一項でも、地域的にグループ分けした場合、それぞれ雰囲気に差異が生じるのは、以前から関心がありました。例年第1部よりも第2部の方が、おとなしいといった評価をしてきましたが、今回は逆でした。
私は今回、中国の古典『論語』の「克己復礼」という言葉をしみじみと噛み締めました。礼儀というものは、形式的なものだけで成立するものではなく、内実があって初めて形も整うということです。内容のしっかりしたメッセージやことば、といった点で優れていた第1部は、集まった新成人の集団的な、マナーにも反映されているのが、一目瞭然でした。
地区ごとの学校教育や地域の教育力とは、成人式で歴然ととなって表れるようです。
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