「経済は生き物である」というのは、言い得て妙な言い回しであると考えます。公共的な社会基盤整備も、教育も、医療福祉も、その実現のための財源は、適正な経済政策の果実だからです。
政治は公共の福祉に従うべきですが、こと経済政策については、公序良俗や環境保全、モラルに反しなしない限り、経済実態に合った政策を展開すべきでしょう。
教育政策や文化政策を担当する教育委員会は、経済的な利潤追求とは最も離れ、遠ざかっているべき組織であり、首長部局とは独立して存在する意義も、最近になって遅ればせながら私にも分かって来たようです。
コメント