午前9時15分頃に、日高市上鹿山の『入間西部衛生組合清掃センター』に赴きました。主たる目的は組合議会の臨時会ですが、前もって取り決められた通り、午前10時30分開始の臨時会前に、午前9時30分から『衛生組合清掃センター』自体の、施設見学を行いました。
最初に、管理棟の会議室に集合し、まず液晶テレビで、15分間程センター紹介ビデオを鑑賞しました。導入部は、先日視察で訪れた北海道長万部町内の施設で鑑賞したビデオと同様に、ご当地を対外的にアピールする内用となっていました。すまわち、入間市では「狭山茶の広大な畑」、日高市では「高麗の里」が魅力的に描かれました。本論は10数分程で、最新の処理方式を中心に施設内の装置が提示されていました。
ビデオ終了後、「管理棟」内の中央監視室で、コンピュータ制御のための、画像上のグラフや監視用のモニター映像を眺めました。
「投入棟」では、搬入車からのし尿・浄化増汚泥の投入口、夾雑物除去装置等を見ました。脱臭のためのダクトは長万部の施設と同様です。投入後のホースを引き抜く際に、投入口の筒内で、水によってホースが自動的に洗浄される仕組みは、初めて知りました。
「処理棟」では、膜吸引ポンプ、活性炭吸着塔等を、処理工程順に見学しました。装置は屋上にまで拡がっていました。
※ 記述内容について、学習中です。しばらくお待ち下さい。
この一連の施設は、平成13年度・14年度の2か年の継続事業として完成し、平成15年度から稼動しています。技術的に、縮小化が進み、従来の「投入棟」だけでも、空間的には充分足りるそうですが、建物を建替えると予算が2倍以上となるので、既存の建物を活用した、との説明がありました。
見学は10時20分頃に終了し、休憩後午前10時30分から、臨時会が開会しました。
議案は、①専決処分の承認、②職員の育児休業等や勤務時間、休日・休暇に関する条例の一部改正、③議員等の公務災害補償等の条例の一部改正、④一般会計補正予算、でした。
①は、形式的なものでした。 ②は、超過勤務での報酬の割り増しの嵩上げや、フレックススタイム制度の導入でした。 ③は、軸の調整です。 そして④は、単なる補正予算ではありませんでした。
すなわち、「搬入棟」内で、シャッターを搬入業者のバキュームカーが、破損した件がにおいて、センター側の損害賠償の見積もりと、搬入業者側の提示した補償額とが、かなり乖離しており、折り合いが付くまで、補正予算を保留していたもので、補償額が確定したことで、補正予算に計上し、これから補修工事を行うという事例です。
この件は、前回1月の臨時議会の時点でも、係争中であったはずで、なぜ臨時議会で説明が無かったか、といった議員の質問に、執行部の担当事務局が、答弁しました。
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