福祉教育常任委員会の視察報告書の私的草案の執筆を続けて来ました。公的な報告書では記述を控えるべきかと思われる内容もありますが、先方の自治体から頂いた資料を、現地視察の記憶とつき合わせて反芻すると、数々の微妙な論点に気付きました。
地方行政や地方議会は公式見解と実態とを、差し支えない範囲で近づけるべきである、と常々考えてきました。その上で、事が福祉や子育て支援、学校施設となりますと、どのような説明を受けた場合、その真意はどうであるのか、感がつかめてきたのではないかと自負しています。
たとえば、行政の掲げる「基本方針」を解読する場合、列記され羅列された事項の、最後の事項や、「その他」とか「等」といった部分に重要な鍵が隠されているようです。ちょうど求人広告で、雇用側がたくさん羅列する職種で、被雇用者側が好む職種を先に掲げながら、実際の採用したい職種が後のほうに記載されているのと似通っていると思います。
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