午後5時前に、仏子にある『所沢織物組合協同組合』の事務所2階の会議室に赴きました。本日は、同組合の通常総会があり、組合企業の代表として参加しました。総会は午後5時を多少過ぎてから開会し、45分ほどで終了しました。
入間市仏子に組合の事務所がありながら、名称に「所沢」が冠せられるのを奇異に思われる方もあろうかと思います。かつて埼玉県西部地域の織物産地を、組合の事務所が在った「所沢」に因んで、「所沢産地」と名づけたことによって、出来上がった組合の名称のようです。
その後、組合の事務所は、入間市仏子に移動しましたが、「所沢産地」といった組合員構成は変わらず、「仏子組合」といった限定された地名を冠するには至らなかったようです。
組合の主な収益は、仏子にあった組合工場跡地に建てた、「ヤオコー」や「ツタヤ」の店舗の家賃収入です。かつて土地を担保に金融機関から借り入れた膨大な借金も、殆ど完済同様となっています。平成22年度は、組合創立120周年でもあり、組合員に商品券を配る予定のようです。
総会終了後は、野田の若竹本店にマイクロバスで移動し、懇親会となりました。その席で、組合事務所の隣にある、入間市の施設「文化創造アトリエ」、愛称「アミーゴ」について、使用用途の制限を緩めるべきである、との意見がありました。その提言の当否はともかく、「アミーゴ」が開館したのが、2001年2月1日であり、そろそ10年目の節目を迎えます。
埼玉県の「繊維試験場」の建物群を入間市に移管するときに、「今後10年間は、文化施設として使用する」といった、条件も消滅するのかとも考えられ、今後建物の用途について、自由に発想できるのではないかと思いました。
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