28日(月)から30日(水)の2泊3日の日程で、市議会会派保守系クラブは北海道方面の視察を実施しました。28日(月)は、北見市の商業施設「パラボ」の視察でした。
JR北見駅付近にバスターミナルとセットで、1982年以来、きたみ東急百貨店と東急インがありましたが、3年ほど前に百貨店が閉店し、今春には「イン」も営業を終了しています。
北見商工会議所の会頭が社長となり、個人的に債務補償までして『株式会社 まちづくり北見』という組織を立ち上げて、百貨店のフロアーの営業を部分的に受け継いで、コミュニティープラザ『パラボ』となっています。
視察では、今では『まちきた大通ビル』となっている建物の中へ、店舗の従業員入口から荷物用のエレベーターで事務所奥の会議室に通されて、専従の役員の方から説明を受けました。一時間程の間に私自身が、限られたあるいは一定の角度からの説明の中から受けた印象あるいは判断を述べますと以下の通りです。
①市役所の移転問題が「政争の具」となり、5人もの市長が交代したのは、北見市および北見市民にとって明らかにマイナスであった。②空き店舗の補充について、商議所会頭の英断は賞賛できますが、そもそも「大東急」といった中央の資本を撤退させたことは大きな失策であった。
その後、店舗の見学や買物、北見市分庁舎等を視察しました。特に、北見市議会を移す事も想定されている、旧東急インの宴会場や控室はなかなかな厳かな設備で、このような会場で市議会が開催されたならば、さぞかし議会の格調も上がるものと思われました。
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