今秋に、議会運営委員会で視察が決定している、茨城県取手市方面を私的に下見しました。本番の視察を効果的にする方法を模索し、現地調査をするのですから、広義の視察に含まれるかと思います。
雑多な用事もあり、自宅を出発したのが午前10時台の終わりごろで、仏子駅から準急で池袋駅に行き、山手線で日暮里駅で常磐線の快速に乗り換えて、終点の取手に到着したのは午後1時過ぎでした。移動時間は2時間強ということです。
途中常磐線の三河島駅辺りから右手に建築中の『東京スカイツリー』を鮮やかに眺める事が出来ました。本日は晴天で、江戸川を越えた松戸の丘陵地帯、柏付近の農地、我孫子辺りの林、利根川の河川敷や清流など、自然の風景も雄大でした。
取手駅西口前の『とうきゅう取手』7階に上がり、『サイゼリア』で昼食を取りました。座席が東側の窓際なので、取手駅や東口界隈、更に利根川の下流沿い地域が眺望できました。
東急ストアの経営する、『取手とうきゅう』は、この8月31日(火)をもって「勝手ながら閉店」するようです。「開店以来25年」との記述もありましたので、1985年頃の開店かと想像します。取手駅付近では、東口に「旧イトーヨーカドー」の跡地があるので、こちらも閉店したようです。
取手市役所へは、本番ではタクシーあるいは、市役所側のご好意によるマイクロバスの送迎となるでしょう。が、今回私宮岡治郎は、あくまで公共的な交通機関での移動にこだわりました。それはローカル線と徒歩での移動です。
取手駅を始発に、守谷を経て最終的には下妻まで、関東鉄道常総線が日中ほぼ15分おきに出ており、それを利用しました。複線ですが未電化で、1両編成のディーゼル車に乗り込みました。2両編成が主流のようですが。
2つ目の駅『寺原』で降車後、徒歩で8分程で市役所に到着しました。駅の改札口は、市役所と線路を隔てて反対の方角にあり、市役所の手前には取手第二中学校があり、下校の生徒や、部活でランニングの生徒とすれちがいました。
取手市役所の庁舎は3つの建物で成り立っていました。本庁舎と新庁舎は並んで南に向かっています。私は本庁舎の正面玄関から入りました、総合案内な正面にあり、厳かなつくりでした。西側の新庁舎は、別棟として後で新築され、1階と3階が連絡通路で結ばれています。
東側の議会棟は、本庁舎や新庁舎とは、建築的に整合性がありません。2階でつながっていますが、1階は取手市職員生活協同組合の売店・食堂となっています。我孫子市やひたちなか市(旧勝田市)も、議会等は独立しており、常磐線沿線の議会文化の特徴かと思いました。
一通り眺めて市役所を去り、寺原駅から守谷駅まで行き、つくばエキスプレスTXで東京へ戻り、途中私的関心で上野松坂屋に寄ったり、経営する学生マンションのチラシ配布の下見のため、江古田駅北口の日大芸術学部の新しい正門などをに寄ったりしてから、午後7時半過ぎに帰宅しました。
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