母校『私立武蔵高等学校』同窓会関連のメールの添付ファイルとして、2002年度の制作されてと思われる、母校の『創立80周年記念の映像』を鑑賞しました。国立、公立、私立の関わらず創立当時の事情や、「建学の精神」などで、今になって知った事柄がありました。
そのような「建学の精神」が、実社会でどのように役立て得るのか、難しい課題でもあります。卒業生の一人で、国政の政治家として、内閣総理大臣等要職を歴任された、宮沢喜一氏の談話も披露されました。その中で、「政治とは、非合理的な世界ですから云々」との述懐がありました。
単に理屈の合わない世界である、に止まらず、むしろ非合理的なるものによって揺り動かされていく実態を、断腸の思いで、外見上は拱手傍観して、見送った政治家の内面を一言で物語っていました。
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