午前9時40分に、市役所地下のロータリーに赴きました。本日は、市議会議員の工事現場視察があり、庁用車4台に分乗して、藤沢方面に向かいました。
入間市の都市計画事業の一つ、武蔵藤沢駅周辺土地区画整理事業は終盤にかかっています。区画整理事業地内降る雨水は、その地域内で処理するのが原則であり、従来は緑地や農地であった、土地が「面的整備」によって、道路や宅地となると、雨水が地面に浸透する割合がかなり減少します。
今回の現場視察研修は、高度が技術を要する土木工法であり、それ故に、大手ゼネコンの施工に寄らざるを得ない、といった事情を市議会議員に納得させる目的があるのかと考えます。が、私としては、土地区画整理と事業とは、かくも自然の摂理からかけ離れた行為であるという事を、再認識する機会となりました。
区画整理事業地の北東部に、南北42.5m、東西28.0m、立て18.1m、貯留量10,265㎥の調整池を造る工事で、完成後地上部は公園となります。工事期間は、平成21年9月1日から平成23年3月31日の約1年半で、現在の工事進捗率は約60%との説明がありました。
鉄筋コンクリート構造、地下2層式の調整池を現場でコンクリートで打ちながら、沈めてゆくことに工法の特長があります。『ニューマチックケーソン工法』という築造方法で、地下作業空間に周辺からの地下水の侵入を排除するために、気圧を高くします。、作業空間の機密性の維持や高気圧を24時間維持するための送風施設が必要です。周囲の掘削や地下水への影響を最小限に止めるなどの利点があります。
工事現場事務所ので概要説明が、午前10時から10時20分、質疑応答が10時20分から40分、現場視察(地上部のみ)が10時40分から11時15分、現場事務所での再質問と答弁が11時15分から25分ごろまででした。
現場事務所を11時30ごろにさり、市役所には50分頃に戻りました。
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