政治家同士が、互いに丁々発止の水掛け論を発展させ、一歩も引けない、抜き差しならぬ状況に陥って、益々迷路に入り込んでいく、といった実例が、近年の政治状況で多くなっているように思われます。
土壇場ぎりぎりの立場で、「蝸牛角上の争い」(かぎゅうかくじょうのあらそい)に終始し、大きく国益や公益を損ねる事例がそこかしこに溢れています。
政治家は、常に交渉相手に対して、最終的には一定の譲歩が、あっさりと出来るだけの「雅量」が必要のようです。また、それが実施できる条件が整っていなければ、無理とも言えます。
国政選挙で、一議席を争う事によって、必然的に生ずる「敵対の政治」、「怨念の政治」に、要因があると考えます。
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