午前9時45分頃に、入間市市民活動センターへ赴きました。 駐車場で同僚市議と出会い、一緒に建物の3階まで階段で上がって、『活動室1』という、同施設では一番広い部屋に入りました。
本日は、『社団法人 入間青年会議所』の主催で、〈地域の未来を考える〉『市制討論会』が午前10時から開催され、傍聴者として参加しました。
内容は、三部構成となっており、第一部「市長マニフェスト検証」が40分間程。第二部「講演 木下博市長」が20分間強。休憩を挟んで、第三部「届けよう 市民の声を!」が12分間程ありました。
第一部は、3年前の秋の入間市長選挙で、木下候補が掲げていた「マニフェスト」の検証で、「入間市政を考える市民の会」大杉直行氏から、入間市経済活性化の具体策として、①中心市街地の活性化、②農業振興のより活性化、4年間で行う重要施策として、③「瞳が輝く入間っ子の育成」、以上3点について概括的な質疑があり、木下市長が答えました。
①については、TMO構想について、国の方針が中途で郊外型の大型店の出店を認める方向に変更となっため、全く予想外のイオンやアウトレットパークの出店が続き、大幅な計画変更を余儀なくされた事や、その中でも『アポポ商店街』や『甲子祭り』の効果が示されました。
②については、茶農家4割、野菜農家3割、畜産農家3割などの現状と、農産物の流通については、生産者のそれぞれの意思が反映する、との認識がありました。
③については、4期目までは、教育についての政治的な中立を旨に、介入を避けて来たものの、訪問した学校の教室の騒がしさなどが印象に残り、『子ども未来室事業』の立案と実行が例示されました。
第二部では、概ね市長の持論を基本に、東日本大震災を踏まえた災害対策、昨日辞任表明のあった菅首相の現政権など、国政の変化と自治体などに論及しました。
第三部では、事前のアンケートを踏まえて、財政問題や、「市長冥利」についての質問などに、回答しました。市長が次の会場への移動の都合もあり、予定を繰り上げてさる、といった事情による時間の制約もあってか、会場からの挙手での質問の時間などはありませんでした。
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