飯能信用金庫の黒須支店と仏子支店の預金者の会、『飯能信用金庫黒須仏子信友会』の1泊2日の総会親睦旅行に副会長として参加しました。
旅行先は、山形県方面で、本日は米沢市を見物して、上山温泉に宿泊しました。
まず、上杉伯爵邸の屋敷を活用した食事処で『献膳料理』と名付けられた昼食をいただきました。 午後は、米沢城址の上杉神社を参詣し、上杉家歴代藩主の墓所を見学しました。
伯爵邸の正面には、米沢藩の藩校の流れをくむ旧制興譲館中学校出身の民法学者、我妻栄氏の石碑がありました。 伯爵邸は平屋建てで、正面玄関が川越の平城に似ていました。内側に湾曲した庇屋根がせり出していました。 周囲が木々のまばらな緑地で囲まれて、中庭は石庭になっている等、なかなか趣がありました。
上杉神社は、26年ほど前にも訪れたことがありましが、今回は稽照殿に直江兼続の『愛の兜』は無く、他の場所に移っているようでした。
歴代藩主の墓所の上杉家御廟所は、高く聳える杉木立の間の道の先にあり、いかにも上杉家にふさわしいと考えました。 それぞれの建物は質素で、石組みの石のかなりの部分は、石灯籠を再利用したものでした。
上杉家は、吉良上野介(義央)とも姻戚関係があり、女系が入りますが、有名な上杉鷹山(治憲)は、義央の玄孫(息子の娘の娘の息子)に相当します。 それらの事情で、赤穂浪士に対する評価には、「テロリスト」といった厳しいものがあるようです。
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