今月5月11日(水)に、兵庫県明石市の『市立天文科学館』のプラネタリウムを、市議会の福祉教育常任委員会の一員として視察しました。 その後、視察報告書に取り掛かったり、自分の人生で出会ったプラネタリウム(天象儀)に思いを馳せました。
そこで気付いた事は、戦争の時代や、戦争を優先する国家では、プラネタリウムは建設されないといった事実でした。
また、プラネタリウムの技術は、軍需産業に転用される事が少ないと思われました。 その証拠に、明石のプラネタリウムは、1960年当時の旧東ドイツから輸入した投影機です。 東西冷戦構造の時代、仮に軍事的な技術が背景にあれば、決して貿易の対象にならなかったでしょう。
大前提として、地球規模で世界を考える思考習慣は、宇宙船地球号の視点であり、運命共同体としての世界観を醸成します。 地域的な割拠を基盤に争う、戦争の論理を、否定し去ると考えました。
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