先日論じた、映画『七人の侍』の科白について、再考しました。
「守っているばかりでは」城はもたない、とは、「専守防衛」が基本であるとしても、その範疇で多少は攻めの要素が加わらなくては、守りきれないという意味でしょうか。
これには、深慮が内包されています。
城に意図的に弱点を設定して隙を作り、敵を単騎だけおびき入れから隙を塞ぎ、城内で多数の竹槍で囲んで討つといった戦法です。
村の守りでは、作為的に守りの間隙を作って、野武士を一騎ずつ住居地域内に入れてから槍襖で間隙を塞ぎ、農民集団が竹槍で囲んで止めを刺すという方法です。
東アジアの某国に対しても、一見弱点らしい攻撃目標を設定して、ある程度攻撃目標を限定させておいた方が対応しやすいでしょう。 それから反撃するのも妙策かとも愚考しました。
また、予め「某国」の戦力を弱める、経済的、思想的、外交的戦略も重要でしょう。 避けるべきは、先制攻撃に加担することです。
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