ASEANが成立して50周年を迎えるそうです。 ということは、設立は1967年です。
私は、その頃の1970年前後は、Association of South-East Asian Nathions といった英語の正式名称と、「東南アジア諸国連合」といった、正式な日本語訳を記憶した位でした。 NATO、北大西洋条約機構の東南アジア版であろうといった認識で、NATOと一括りで記憶したものでした。 世界の大勢から見れば、米ソ対立の構図で、「西側」の半ば軍事同盟的なものとしか、理解していませんでした。
今では、自分の不明をひたすら反省するのみです。 歴史で諸制度・協定・条約を考える場合、その出自はあまり大きな意味をなさない場合が有ります。 日本国憲法も然りです。 後に、「旧敵国」のヴィエトナムまで加入したASEANは、東南アジアの平和的共存に資する機構に進化(深化)・発展したようです。
更に、世界に向けて「平和の輸出」を志向するにいたっては、期待する所大です。 日本国憲法の行く末に、希望の明かりを点しているのです。
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