午前8時00分から25分まで、NHKテレビの『小さな旅』を視聴しました。 副題は「真白に輝く われらの街 ~埼玉県入間市」で、入間市東町の『ジョンソンタウン』の風物詩的に紹介していました。
NHKの総合テレビの広域放送で、入間市がどのように紹介されるのか関心がありました。 が、さりげなく、私の知らない住民の生活や意識が取材されて、私の未知の分野を、多少ながら知ることになりました。
敗戦後の朝鮮戦争時代に、駐留米軍の家族の為の「ハウス」として建てられたようです。 戦争と直接結びついた記念碑的な建物といいたい要素すれも、具備しています。 考えようによっては、地元にとって「負の遺産」と見做されかねない建造物群でした。 それを、21世紀になって再開発・再活用したのは、関係者の、総論的には大いなる創造力の、各論的には逞しい創造志向の賜物であると積極的に評価し、称賛さえ致します。
面白いもので、戦後の「暗い時代」に無関係な人々によって。 その思い出すら聞き知った事も無い後の世代によって、入間市が全国に誇れる街並みが作られ、更に逐次付加価値が形成されつつあるようです。 私は何らの功績もなく忸怩たる思いもありますが、基礎自治体としての入間市も、何らかの支援をし、これからもするものと期待しています。
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