『正史』とは、かつての中国で、滅び去った前王朝の歴史を次の王朝が編纂する、といった義務・使命に基づいて、「公式見解」として作成された、時代の限定された歴史書を意味していた様です。
この「公式見解」なるもののいかがわしさは、現代の中国政府の「公式見解」を比定してみても、十二分過ぎる程に痛感されます。
翻って、入間市にも『入間市史』といった公式見解の『正史』があります。特に、後代の政治的な思惑によって歪の掛かった「公式見解」とは思いませんが、真実の記録、ドキュメントとして、より事実に近い、「公式見解」としての『入間市正史』を望むところです。
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