1泊2日の、自民党入間支部の親睦旅行に参加しました。新潟県方面へのバスの旅です。団体旅行なので、バスで各地を巡り、温泉旅館での宿泊、夜の宴会、買物などがありました。ここでは、私にとって印象に残った場所、議員活動の参考になった事柄に絞って、述べさせていただきます。
南魚沼市の『愛・天地人博 南魚沼』は、JR六日町駅近くの、南魚沼市役所(旧六日町役場)に隣接する農協の大型倉庫を改造して、会場となっていました。建物は、NHK大河ドラマ『天地人』と南魚沼のロケの模様、ドラマに併せた南魚沼地域の紹介、そして物販ゾーンに仕切られていました。
特にジオラマでは、ご当地の地理的な条件が立体的に模型で示され、南から北へ流れる魚野川、当時の街道や集落、『坂戸城』の位置関係が、手に取るように理解出来ました。
見学後、時間的にゆとりがありましたので、JR六日町駅方面へ歩いて「視察」しました。御多分に漏れず、駅前通りは商店の約半数のシャターが降りていました。あまり遠くないバイパス道路沿いに、ロードサイト店や大型複合ショッピングセンターがあり、その影響をもろに受けているといった状況でした。
ご当地は、コシヒカリの魚沼米の産地で、全国的に名高い米作地であり、『天地人』との相乗効果を狙っているようです。確かに、昼食で食べた米はうまかったです。
魚沼市でJR只見線沿いの須原にある『玉川酒造』は、大吟醸を低温貯蔵するため、地下の蔵の上に、天然の雪をかぶせ、その上にシートを覆い、「雪中貯蔵倉」と称していました。雪国の印象を見学者に与えるための、デモンストレーションかも知れませんが、天然自然の理に適った、環境に負荷を掛けない試みである、と考えました。
宿泊した『瀬波温泉』は、新潟県北部(下越)の村上市の海辺に立地しています。1904年、石油のボーリング(試錐)の際に、偶然湧き出たそうです。
コメント