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午後6時半ごろから、仏子の八坂会館で、自由民主党入間支部仏子地区の総会が開催され、地区党員の市議会議員として出席しました。
平成20年度会計報告と役員人事が議題となり、円滑に進行しました。来賓には、自民党埼玉第9区支部長で前衆議院議員の大塚拓さんと、秘書の川原さんにもおいでいただきました。
総会にはご臨席いただき、総会終了後にはご挨拶をいただきました。懇親の席にも午後8時過ぎまで止まられました。
午前9時半から昼休みに相当する時間を延長し、午後1時過ぎまで、市議会福祉教育常任委員会が開催されました。途中10時台の休憩を挟んで、正味3時間半程の決算審査でした。
一般会計では、教育委員会の学校教育と生涯学習に相当する範囲を審査しました。私宮岡治郎の質問は、小学校費と中学校学校費で、要保護及び準要保護児童生徒補助金、体育費で、プールのろ過装置の水量計の機能、などについてでした。
討論では、共産党会派の反対討論に対して、10の論点からの賛成討論を行いました。
正午頃からは、国民健康保険、更に老人保険、後期高齢者医療、介護保険の4特別会計の決算審査でした。国民健康保険と後期高齢者の二つの特別会計では、反対討論に対して、賛成討論を行いました。議案は、全て可決しました。
午後1時から、市議会の第3委員会室で、福祉教育常任委員会が開催され、委員として出席しました。本日は、台風18号の影響で、午前中の予定していた現地調査が、昨日の段階で予め休止となりました。藤沢中学校と金子小学校の校舎の耐震補強工事などが確認出来ず残念でした。
平成20年度の入間市の決算審査の中で、本委員会に付託されたのは、一般会計の中で本委員会所轄のものと、特別会計4件です。本日は、一般会計の中の、健康福祉センター、市民部、福祉部所管の審査を行い、午後4時45分頃で、明日に延会となりました。
決算の明細書を眺めると、予算のほとんどが職員の人件費や施設の管理運営費に使われているのが、一目瞭然であると考えました。
明日は、一般会計の教育委員会管轄の教育総務部と障害学習部が所管するものと、国保、老人保健、後期高齢者、介護の4特別会計を審査する予定です。
明日8日(木)は、台風18号が接近しているため、午前の現地調査を休止した上で、午後1時から、市議会の第3委員会室で、福祉教育常任委員会が開催されます。
平成20年度の一般会計や特別会計の、委員会付託分の審査です。入間市15万市民の代表である、入間市議会議員の一人として、入間市行政の適正な執行を検証するのが、第一義であるのは言うまでもありません。
と同時に、審査される入間市執行部側の各担当者の立場にも十分に配慮することを考えました。通常の注意力と、法令や条例・要綱の沿った行政執行であっても、あら探しを目的に殊更細かい質問に終始するとか、とても実現不可能な要求を強いるのは、執行部にとっても、結果的に市民にとっても、利益をもたらさない、と思えるからです。
まさかと思われる程、無定見な人々が政治の世界に多いのは事実です。政治に、何らかの理念や哲学といった、定まった考えも無く、唯単にその場限りの、自己に有利不利だけの判断で、右往左往している輩です。
この手の無節操は、「おっちょこちょい」であるとして解釈され、時としてある種の親しみを受けるらしく、事実、支持する方々も少なくは無いものです。
しかし、政治的な節操が無くては、中長期的に市民に不利益といった被害をもたらします。
午前9時から10時頃まで、市役所5階の議会会派控室で、「保守系クラブ」の会合がありました。9月定例議会終了後、調整すべきこと、確認すべき事が多く発生したことによるものです。
具体的には、決算審査の各常任委員会での会派の対応。主として、反対討論の対する賛成討論の分担。24日(土)の『入間万燈まつり』の午前中の準備と、時間的に競合する入間市民会館での『第63回 全国お茶まつり埼玉大会』の出席との、議員の割り振り。などなどでした。
その中で、入間市民の水道水の安定的な供給の確保を主眼として、群馬県長野原町の吾妻(あがつま)渓谷に建設中の『八ツ場(やんば)ダム』の視察が検討されました。日程の候補日を10月29日(木)に絞り、日帰りとの条件で、目的についても次第に明瞭になってきました。
会合終了後、視察幹事の一人となった私が、駄目で元々のつもりで、国土交通省の現場事務所に問い合わせましたところ、「意外にも」視察の受入が叶い、予約が取れました。会派の議員10名で、入間市役所からマイクロバスで往復する予定です。
野田の入間川河川敷の『西武市民運動場』で開催された、『第53回 西武地区体育祭』に参加しました。昨日までの雨が止み、適度の曇り空で、熱くなく、寒くなく、風は穏やかで、埃もたたず、総てに程よい一日でした。
私は、午前の「玉入れ競技」に、西武地区第5区の「選手」として出場しました。この競技は得点にかかわる種目で、9チーム中で2位と健闘しました。
午後5時から8時まで、東京銀座の『銀座東武ホテル』2階の「芙蓉の間」で開催された、母校武蔵高等学校第48期卒業生同窓会に、同窓生の一人として参加しました。
同期の卒業生が50名ほど、恩師が4名出席しました。服装は自由で、話す内容はざっくばらんの様で味わい深く、形式主義的なことや、紋切り型の要素がほとんどありません。
何よりも、間が持たずに酒を無理強いするようなことは皆無でした。入間市内で過ごす日常生活から、遊離した気分を味合わせていただき、疲れが取れました。
中学一年生当時の担任の恩師が、武蔵赴任の前に勤務していた、某私立学校での校則の厳しさを、そのばかばかしさを交えて話される機会がありました。
当初『武蔵』の自由さを「無秩序」として批判的に捉えていた私宮岡治郎が、担任の先生に対して浅はかな誤解をしていたことを、41年ぶりに理解する事になりました。
午後2時台から4時台まで、東京上野の国立西洋美術館で、特別展示『古代ローマ帝国の遺産』を観覧しました。
発掘された、初代皇帝アウグスチヌスの像などは、時代の思潮を反映しているようです。火山の噴火で埋もれた、ポンペイの別荘風の邸宅のバーチャル・リアリティー画像は、現代のスペイン風の別荘と、形も色彩も極めて類似しています。
更に卑近な歴を挙げますと『三井アウトレットパーク入間』の店舗群に思わせました。唯無いのは携帯電話とパソコンである、といった印象を持ちました。
「国立西洋美術館」本体は、建築家ル・コルビュジエ(Le Corbusier)の基本設計によるもので、近年、ユネスコの世界遺産への登録が取り沙汰され、こちらも人類の「遺産」です。
館内や館庭に多く模造(レプリカ)の点在する、ロダンの彫刻群も同時に鑑賞し、常設展示も堪能しました。更に、この美術館の母体となった、松方コレクションにも、思いを馳せました。
古代中国の思想家孔子。その言行録『論語』に「一以って貫く」といった節があります。孔子が自分の生き方を一言で述べたものです。
行動規範としての整合性は、誰でも多かれ少なかれ、意識すると否かに係わらず、備わっている事と思います。一見、場当たり的と外見上受け取られる人生であっても、その人の内面的な行動規範あるいは行動パターンからは、あまり遠ざかることは少ないでしょう。
その前提に立てば、政治家こそ哲学が必要といえるでしょう。現に、党綱領や政権公約、あるいは個別の政治家の公約を、予め明示するのですから、政治の価値は、首尾一貫性が存立の大前提であるといえるでしょう。
勿論政治とは生きた現実に対応しなければなりません。「一寸先は闇」という形容も、あながち虚偽ではないでしょう。
しかし、あらゆる現象にかこつけて、目前の「人気取り」や「同僚政治家の仲間内の特殊な好評」に終始する、無定見な政治家が、思いの外、政治全般の機能を阻害しているようです。