交通事故は増えている、といった市民の声を聞き、市の市民生活課に問い合わせました。確かに統計的に、交通事故の発生件数は増加傾向にあります。市議会の交通対策特別委員会の委員でもあり、傾向の分析や対策を検討すべきとも考えています。
平成22年度といいますと。通常は平成22年4月から平成23年3月までを意味しますが、警察の統計では、平成22年1月から12月を意味します。その警察の平成22年度の統計は、既に出来ています。
前年度の平成21年度との比較で、増加傾向が見えてきます。死亡事故についてだけは、平成21年度が4人で、平成22年度が3人と、1人減です。「25%減少」という事も可能でしょうが、母数が少ないので、「人身事故発生件数」と「物損事故発生件数」だけを述べます。
平成21年度と平成22年度で、人身事故が809件から874件、物損事故が2,734件から3,094件となっています。それぞれ、65件、360件の増加で、増加率は8.0%、13.2%となっています。
一年の累計で、1割前後の増加となりますと、誤差の範囲ではなくて、明らかに増加傾向にあると判断します。
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