日本で数十年ほど前までは、小麦粉を「メリケン粉」と云われて来ました。 料理番組などでもそう云っていたのを思い出します。 「メリケン」とは「ぁメリかン」の事らしく、明治維新後、小麦粉を栽培あるいは輸入して、それを食材の原料としてパン等の食品を作る際に、称されるようになったようです。
横浜か神戸の港に、「メリケン波止場」というものあったかと思います。 あまり抑揚がなく、第一音節に概ねアクセントのある日本語に慣れた日本人にとって、american といた形容詞は、第二音節にアクセントがある為に、その第二音節を語彙の先頭と判断した日本人なりの、捉え方でしょう。
ドイツでは、RとLとの発音の違いがあり、その区別が大切です。したがって、我が「いるま」も、「ぃルゥマ」と、第二音節のアクセントが重視されて発音されます。入間市側が想定しない事態でしょうが、ヴォルフラーツハウゼン。
「模擬的に想定する」といった意味の英語の「シミュレーション」(simulation)が、日本人一般には「シュミレーション」を聞き取られ、和製英語的に、誤用に気付かぬままに、世上流布する場合がが在るようです。
どうやら、日本語の「趣味」(しゅみ)の発音から、「シュミ」に結びつき、逆に「シミュ」に該当する語彙の不在が、原因のようです。
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