午前9時30分から11時40分頃まで、沼津市役所内の市議会会議室で、学校教育について視察しました。
内容は『言語推進教育事業』で、沼津市教育委員会が文部科学省に、06年から08年度の3年間を「言語教育特区」として申請し、09~10年度の2年間は「教育課程特例校」として申請して、それぞれ運用したものです。「特例校」は、本11年度も継続しています。
説明事項としては、①事業の導入の経緯、②事業概要、③事業効果、④子どもたちの反応、⑤現状の課題、今後の方向性、がありました。1時間弱の説明の後、10分間の休憩を挟んで、1時間程の、質問と答弁がありました。
①子どの言葉の乱れを憂えた。「うざい」とか「死ね」とかで、切り捨てるような意思伝達の貧困さを問題視した。文部科学省の「新指導要領」時期に合わせて、国語と外国語(英語)について、平成18年度に『言語教育特区』を申請した。
②『沼津のむかし話』など、身近なものを題材とした副読本もある。 更に、民間企業の宣伝ポスターの二つを比較しながら、小学生に両者の優劣を論じさせる、といったユニークな授業もある。
③④様々だが、アンケート調査では、必ずしも効果を上げていない。と私の側で、推察しました。
⑤文科省の指導要領の改訂もあり、改定時期を迎えている。
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