40数年来、漢字が苦手でした。苦手意識があると、書くのが面倒になり、余計に漢字が苦手となってきた様です。
ところが55歳にして、その悪循環から開放される時が来ました。要するに書けそうも無い漢字はあきらめて、書けそうな漢字だけを学習することです。これが、気分的にも、現実的にも、そして実用的にも、楽になる道でした。
先日の富士宮市や沼津市での視察でも、先方の担当者の要約資料への補足説明を、手早く要点筆記出来たのは、嬉しい限りでした。
漢字力や自信は、訓練に正しく比例して増進します。実に単純明解な事実が分かりました。
日常生活や職業生活に必要な水準の漢字だけを、繰り返して学習しますと、二度目、三度目には、かなり楽に書けるようになります。
風に吹かれる炎の「鬼火」のように、考えが左右に振れることが無くなりますと、漢字も即座に書けるようになります。余計な疲れが生じません。これは、大きな喜びです。
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