入間市議会の交通対策特別委員会の協議会がありました。 といっても委員会室での審議ではなく、内容は現地視察で、午前中に入間市内6箇所の「危険な踏切」を巡りました。
午前9時に市役所の正面玄関から入間市のマイクロバスに、委員会の委員と議会事務局担当者それに、建設部長以下担当課の課長や職員が乗り込み、直ぐに出発しました。
まず、金子地区方面に移動し、JR八高線の南峰の3箇所の「狭い踏切」を視察しました。
①『東逃水』は、金子駅の南側の市道C423号線の踏切です。駅西側の住宅地を抜け道とする、朝の通勤車両が多いとのことでした。幅員3mで前後で道路が、踏切の西側の端付近で直角にくびれるため、円滑な通行を妨げているようです。
②『桂川街道』は、金子駅の北側の市道幹35号線の踏切です。 金子駅が造られた際に、東側の改札口から北上し、踏切を西側へ渡って、西側を南北に走る幹線道路に至るアクセス道路として形成されたものです。 踏切内で対面通行が出来ず、時代遅れとなっています。
③『豊岡街道』は、県道の北側の市道184号線の踏切です。西側がかなり急勾配となっており、滑り止めが路面に設置されていました。
次に、④から⑥は、西武池袋線の踏切です。まず、蓬新道から飯能市阿須を経由して仏子へ移動しました。
④『仏子第2号』は、旧太陽繊維と築地床屋との間の、市道539号線の踏切です。40数年前の時点では線路が単線でした。 その頃は2つあった踏切が、複線化の際に1つとなった経緯があります。 複線化の際に北側に上りの線路を新設したために、道路付けが厳しくなりました。 また、北西側の石垣が、南側から踏切に進入する対向車の目視を妨げる等など、多くの危険を孕んでいます。
⑤『入間市第2号』は、牛沢町の県道を南側に折れる、市道幹24号線(通称森坂)の踏切です。 幹線道路で交通量は多く、両端の道路は車道幅員が6mであるのに、踏切は幅員3.3mで対面通行が不可能です。
マイクロバスは、更に東町方面に向かいました。
⑥『武蔵藤沢第4号』は、東小学校や東中学校沿いを走る市道幹2号線の踏切です。 番地としては、かつて黒須村の耕作地が及んでいた名残で、「大字黒須」となっています。 線路がカーブするために、線路の外側が高く、内側が低くなっています。 具体的には、東側の線路が高く、西側の線路が低くなっています。 複線ですので、山と谷が二ずつあります。 この「でこぼこ踏切」の、両脇に程の設置の要望があります。