午前9時半から11時半頃まで、全員協議会室で、市議会の任意団体(全議員加入ですが)の『議員倶楽部』の研修会が開催され、一会員として参加しました。
内容は講演で演題は「地域活性化のマーケティングと地方創生」。 講師は東京国際大学商学部教授の伊藤匡美氏で、正味1時間余りの講演、更に講師への質疑と・講師の応答がありました。
講演では、まず前提として、入間市は東京圏に入るため、地方創生の文脈で再生すべき「地方像」には属さず、国の支援を受けるよりも自立すべきである、と規定しました。 その上で、シティーセールスのマーケティングは消費を増やすよりも、ファンを満足させるべきと提示しました。
ここで「新たな価値提案で市場が活性化」した実例として、民間企業ですが、インスタントラーメンの「袋麺」の再活性化を解説しました。 このところは、なかなか示唆に富むものでした。
更に、ファンを持つ意義の事例として、川越ブランドが1980年代に「蔵の会」設立を原点に、まちづくりとして形成された過程を詳細に解説し、講演は終了しました。
質疑の時間で私は、「入間市の観光資源の乏しい事を、どの様に考えるか」伺いました。
答弁では、狭山茶の広大な茶畑を活用した「グリーン・ツーリズム」が、一例として提案されました。