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基礎的な知識取得の上での議論となりましょう。
歴史を批判的に論ずる場合でも、歴史家あるいは歴史愛好者にとって、一本通った歴史観なるものが有るようです。
それは、未成年者の時代にならばいざ知らず、一定の年齢ともなると、歴史小説を紐解くとき、著者の歴史観が気になります。
入間市議会は、3月29日で前期の任期が終了し、3月30日から、新たな任期が始まりました。
私に取っては、市議会議員としての六期目が始まりました。
今まで通りの部分と、全く新たに付加される部分とが混じった議会活動を始めよう、と考えています。
『パイロット自治体』といった言葉が、持て囃された時代がありました。 時代の先端をゆく先駆的・先覚的な自治体は、さぞや行政機能や行政機構の内容も素晴らしく、能率的で効率的なのであろう、といった評価上の価値判断が付随したようでした。
が、それは首長の売名行為的な要素が多分に含まれていたかと考えます。 実際に視察をしてみると、粗が目立ち、後まで継続しない事が多々ありました。
翻って見れば、入間市はそのような「冒険的」な施策が、殆どなかった事が幸いでした。
プラスの面でも、マイナスの面でも、これといった「特性」の無い入間市では、他の自治体の事例を参考にし、「試行錯誤」といったリスクを避けて、いわば「省エネの施策」に徹する事こそが賢明であった、と実感しています。
入間市は今後も、基本的にそうありたいものです。
ドイツの劇作家ベルト・ブレヒトの「顰に倣い」という訳でもないのですが、「叙事的演劇」宜しく、前もって予告を明示してから、その予告通りの行動を取る、といった性癖が私にはあります。
本番が6月中旬の『6月定例会の一般質問』について構想していて、その概略を、ここでご披露しようと試みます。 前もっての予告の明示です。
予告①産業政策として『武蔵工業団地』の展望について、予告②仏子駅北口の整備について、予告③市立博物館の展示について。以上、様々に構想し、組み立て初めています。
午前9時15分頃に、マイカーで埼玉県庁の第2庁舎へ赴きました。
県の許可である「宅地建物取引業」の免許更新が完了し、免許証の交付の受領が目的でした。
どいうった要件でも、かたちでも、県庁の駐車場に車を止めて、庁舎に入り、窓口を訪れるのは、様々な刺激を受け、入間市制について参考になります。
衆議院や参議院の国会議員が、国政を担うとすれば、都道府県会議員は、地方政治を担い、区市町村議員は差し詰め地域を担う、というのが私の持論です。 市議会は「地域議会」という考えです。
ところが、市民は県民でもあり国民でもあります。 そこで、市議会議員は「地域議員」としての本分や「本籍」をはなれて、市議としての権限の及ばない、それに絡めば「越権行為」とのそしりを受けかねない、県政や国政の毀誉褒貶までも直接被るものなのです。
私の居住地である、入間市の『西武地区第5区中島町内会』の定期総会が、夜の7時から、同町内会に立地する『清寿会老人憩いの家』で催されました。
私は、住民の一人ですが、来賓の市議として出席しました。
午後に、1時間程時間の余裕が出来ました。 そこで、市内二本木の『入間市博物館』(愛称アリット)を訪問しました。
春休みの為か、あるいは特別展示の好企画によるものか、高齢者から子どもまで、思いの外多くの来館者が、たむろしておいでになりまし。
私は、いつもの習慣で、常設展示へと足を運び、通覧するといった心持で観覧しました。
「戦争と入間市」といった、特設のコーナーも出来ていて、新たな視点による資料にも触れる事が出来ました。 私の父の宮岡徳次郎が、博物館に寄託した写真も2枚程展示されていました。
記録の年表を丹念に読みますと、戦時中の入間市では、アメリカ軍の空襲による犠牲者が、かなりおいでにある、といいた生々しい現実もし知る事になりました。
午前9時過ぎから11時頃まで、仏子小学校の『第36回 卒業証書授与式』が挙行され、来賓として出席しました。
今年の卒業生は、男子27名、女子24名の、総勢51名でした。 卒業生名簿には、時代を反映した「ハイカラ」な名前が並びましたが、担任の先生の呼名では、なおさら驚く事もありました。 私が、古い人間だからなのでしょうか。
仏子小学校では、恒例として各々の卒業生は、校長先生から卒業証書を受ける前に、演壇の隅で、会場の一堂に向かってメッセージを述べます。 今年もその前例を、踏襲していました。
以前から、内容としては将来の抱負が多くありました。 今でも、「プロサッカー選手」が5人程いました、 これは、サッカーチーム『仏子ブラックス』の伝統やOBの元Jリーガー、そして現役チームの活躍の賜物でしょう。 他には、特徴として「人助けをする」といった意義から「医者」を唱える4名が目立ちました。
もっとも、現代の社会潮流や学校での生活環境を反映してか、将来の抱負よりもr、両親や友達への感謝や、仲間との信頼・絆・協力・団結・輪、などを唱える傾向がはっきりと打ち出されていました。
今回の改選による、入間市議会の新議員は、『入間市議会だより』の5月1日号の特集で、2ページにわたり写真入りで紹介されます。
その個別の審議員用の「原稿と写真」を、本日の昼前に議会事務局に提出しました。
写真の方は、床屋さんで散髪した後で、私としてはかなりすっきりとしたものが出せました。
原稿の『抱負』は、4年前のものが、現在の入間市の諸情勢に不思議な位、意味深長に適合していると思われましたので、替えずに掲載して頂く予定です。
「市民の多様な意見を尊重してまいりました。暮らしに柔軟に対応できる、入間市議会と市政を目指します。」
具体的な、目標値や公約的な要素は無く、抽象的です。しかし、様々な要素を網羅しており、汎用性は広いと思われます。