午前10時から、上藤沢の健康福祉センター3階の大会議室で開催された、『平成21年度 入間市手をつなぐ親の会』の定期総会に、来賓の市議会福祉教育常任委員会の委員として出席しました。
開会のことばの後、高田会長、津田名誉会長の挨拶がありました。この会は昭和48年8月19日に、黒須公民館で設立総会が行われて発足したそうです。昨今は、経済不況化で福祉を取り巻く環境が厳しい、との発言もありました。議事は、最初に田中さんが議長に指名されて、議長席に着席して始まりました。
1号議案の平成20年度事業報告では、〔親の会・総会・理事会・学習会等〕、〔関係諸団体〕、〔市関連〕、〔埼玉県手をつなぐ育成会関連〕に分けて報告されました。〔市関連〕では、入間万燈まつりでの「焼き鳥の売り上げ3千本!」が印象的でした。また、〔埼玉県手をつなぐ育成会関連〕では、第45回埼玉県大会が入間市市民会館で開催されていました。
更に活動報告として余暇活動支援事業があり、〔本人部会/ドリーム〕では、新規の行事として「簡単調理」と「レッツ・ゴー カラオケ」がありました。同じく1号議案の平成20年度収支決算報告では、一般会計の他に、特別会計として福祉の店の3店舗、本人部会として「ドリーム」の決算報告がなされました。全体として、「支援の輪」を広げ「自立を支援する」、といった目的と方針に貫かれていました。
続く2号議案の平成21年度新役員提案では、役員の入れ替えというよりも、ローテーションといった要素が強く、労をねぎらうといった内容でした。平成21年度事業計画案と予算案は、〇〇周年記念事業が複数あり、入間市からの活動費補助金も昨年度と同額で、まずは安心しました。
市長や県会議員の到着が遅れたので、副会長の方から「自立」について、審議会で議論したが、結論がでなかったことなどが披露され、ETC割引の障害者割引の話もありました。
市議会議員に来賓挨拶のご指名があり、福祉教育委員長は極めて具体的に話されましたが、私は基礎知識の不足は否めず、以下のような主旨を述べました。
「議員として4期目ですが、福祉系の委員会の委員となるのは初めてです。3年前で副議長の時に、この総会に出席したことがあります。また、2年前の秋に決算特別委員会の委員として健康福祉センターを視察した際に、ドリームカフェから昼食をいただきいて食べたことがあります。勉強不足を痛感しておりますので、どうかご指導を宜しくお願いします。」
議員の挨拶の次に、福祉部長や健康福祉センター所長、社会福祉協議会代表などの挨拶がありました。その後に、市長や両県会議員などが到着して、来賓の挨拶がありました。
市長の挨拶では、国の福祉政策は「自助」を求める余り、偏っているとの国政批判があり、市としては、しっかりと高齢者福祉、児童福祉と共に、障害者福祉をより良い方策にもってゆく、との決意表明がありました。