入間市議会の閉会日でした。議事は午前9時30分から始まり、午後3時30分頃まで続きました。3つの常任委員会に付託された事項について、各委員長からの報告がありました。委員長によっては、相当に詳細に亘って、委員会審査での委員の質問と、担当課長の答弁とを、報告しました。
政治的な争点としては、平成21年度の、一般予算、国民健康保険特別予算、狭山台土区画整理特別予算で、反対討論と賛成討論に分かれた後、賛成多数で可決成立しました。
その後人事案件として、今年度一杯で勇退する副市長の後任として、現企画部長の選任について、異議無く承認されました。
本会議終了後、全員協議会で、定額給付金の係わる条例や、緊急的な今年度補正予算が、議会で審議されずに事後承諾となる「専決処分」として、列記された資料を受けて、執行部からの説明がありました。
年度代わりの、3月議会は3月の一般選挙によって、2月に前倒しとなる、入間市議会の4年意一回の構造的な、欠点を見せ付けられる思いでした。そもそも、旧豊岡町と5か村が、1955年に「武蔵町」に新設合併となった折に、在任特例で、1955年の選挙が1957年に繰り延べられ、3月選挙となったことに端を発するものです。
歴史的な、後世に亘る弊害を事前に考慮しなかったか、あるいは考慮する者を排除したためであろうと推察します。隣接すすr自治体が、1954年に、入間川町を中核に合併する際に、「入間市」となるべきところを「狭山市」と名づけたために、その後数々の混乱が生じています。
主に近代では優れた人物が輩出し、戦後はその麗しき伝統が踏襲されなかった、とうのが我が地域の問題点かと考えます。